ワゴンRの走行性能、ここでもやはりシンプルさが際立つ

ワゴンRの走行性能を一言で表現するとすれば「普通であることへの挑戦」ではないかと感じます。一般的に「普通である」というのは、何の特徴もなく何の面白さもなく、つまらないといった印象があるかもしれませんが、実際はそうではありません。

普通であるという事は「安心できる」ということです。そして「普通のことが普通であること」を実現するためには、その裏に大きな努力とたくさんの工夫とアイデア、経験と知恵が詰め込まれているのです。本当に優秀な車というのは、こういった「すごさを感じない」「大きな特徴やクセを感じない」「何もかもが当たり前で気づかない」といった部分にこそ顕れるものなのですね。

特にワゴンRというのは2006年から2011年まで、年間の軽自動車の販売台数で1位を取り続けたクルマでもあるのです。それだけ多くの人達から支持され、そして今も支持され続けているという事は「優秀な普通でなくてはならない」という大きなプレッシャーの中で、改善と工夫を重ね続けているということです。

そういった裏側の部分というのが、ワゴンRの走行性能にも出ています。ワゴンRの走行性能はとにかく「当り前であること、普通であることを期待するドライバーに、当たり前を普通を感じてもらえる努力」が見え隠れします。

ワゴンRの走行性能は「当り前」を重視

ここ数年で軽トールワゴンというのは一気に車種が増えました。それに合わせて、走行性能についてもいろいろな特徴を持つクルマが販売されています。燃費を重視するモデルもあれば、走りを重視するモデルもあります。

そんな中で現行のワゴンRのエンジンは、副変速機構付きCVTを採用しています。これは、加速時のスムーズさと、高速走行時の燃費向上を両立させるために開発された機構となっています。「加速の時はスムーズに加速してほしい」「高速道路を走っている時はやっぱり燃費が良くなるはず」といったドライバーの持つ「当たり前」に応えるためのアイデアと技術ですね。もちろんCVTですので変速のショックはとても小さくなっています。

トルクと燃費のバランスはどうなっている?

最大トルクがどれくらいのエンジン回転数で得られるかというのは、エンジンをセッティングする際の特徴の一つですね。

少ない回転数で最大トルクが得られれば、力強く加速することになりますしある程度の回転数で最大トルクが得られるセッティングは、アクセル操作のしやすさが向上することになります。またそういった最大トルクに対するセッティングは燃費にも影響を与えます。

ではワゴンRのトルクはどうなっているのかデータをチェックしてみたところ、最大出力が38<52PS>/6,500、最大トルクが63<6.4kg・m>/4,000となっていました。つまり4,000回転で最大のトルクが得られるというセッティングになっているという事ですね。

これはまたしても同じなのですが「普通」というセッティングになっています。最近の軽自動車では、回転数が2,600ほどで最大トルクが得られるようになっているクルマや、逆に5,200回転にセットされているクルマもあって、それぞれに特徴が出るような形になっているんですね。

そんな中でワゴンRは、うまく「当り前で普通であること」を感じられるセッティングになっているのではないかなと感じます。

ワゴンRの走行性能、基本的な技術も全てカバー

ワゴンRの走行性能について、たとえば新しいタイプのアイドリングストップ機能といった、基本的な技術は一通りカバーされています。

新しいタイプのアイドリングストップ機能というのは、クルマが完全に停止する前にエンジンが切れるという機能です。従来は、クルマが完全に停止してからエンジンも止まっていましたが、新しいタイプは、減速をし始めてある程度まで速度が落ちた段階で、エンジンが切れるようになっています。

もちろん渋滞などで細かいストップ&ゴーを繰り返すシーンや、バックの際には作動しないような条件設定になっています。

これがない、が無いワゴンR

ワゴンRの走行性能をチェックしていて感じるのは、「これが無いよね」というのが、ほとんど無いことです。もちろんより多くの機能を求めるのであれば、あれが欲しいこれが欲しいというのは出てくると思いますが、軽トールワゴンとしてワゴンRを選択したいと思っている人に対して、「あ、これが無いのかぁ…うーん。」と迷わせてしまうような「足りないモノ」というのは、ほとんど無いと感じます。

基本的な装備や機能は、一通り全て揃えられていると考えて良いのではないでしょうか。

ワゴンRの走行性能、安全面についても基本を網羅

走行性能をチェックする上で安全面というのは、抱き合わせで確認される方が多いのではないかと思いますが、こちらについても、レーダーブレーキサポートや誤発進抑制機能といった基本的な機能はすべて装備しています。

特にレーダーブレーキについては、「国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)が実施する予防安全性能アセスメントにおいて、先進安全車「ASV」を獲得しました」と、公式サイトにも記載されているように、高いレベルの装備が「当り前」として備えられています。

まとめ

ワゴンRの走行性能をご紹介してきましたが、どうでしたでしょうか?普通のことが普通にできるという安心感。それが ワゴンRの走行性能の特徴の一つではないかと言えますね。

ワゴンRの走行性能が気になる方は、ぜひご自身で試乗をしてみて、その安定した走りを体感してみていただければと思います。

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